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艶感 透明感 両立カラー

 

こんにちは!

小手指店のFutoです!

いよいよ夏らしい気候となってまいりましたね!

このタイミングでヘアカラーのイメージチェンジをする方も多いのではないでしょうか?

今回もヘアカラーについてお話ししていこうかと思います。

 


 

僕はよく、ヘアカラーをさせていただく際に

「艶感が欲しいですか?」

「透明感が欲しいですか?」

と確認させていただいております。

これはなぜかと言うと、それぞれで印象がけっこう変わるからなんですね。

色の見え方や明るさ、スタイリングしたときの毛の動き等です。

それを踏まえた上で

「どちらも欲しい!」

という方ももちろんいらっしゃいますよね!

そんな方はお任せください!

どちらも実現してみせます!

 


 

さて、艶感と透明感を両立させるカラーのお話に入る前に

艶感重視の色、透明感重視の色

それぞれのお話しからさせていただきます。

ヘアカラーのオーダーの際に参考にしていただけたら幸いです。

まずは簡単なイメージから始めましょう。

アジア系の方の髪の毛と、ヨーロッパ系の方の髪の毛

どちらがより「艶」っぽく、どちらがより「透明感」を持っているか

想像してみてください。

ほとんどの方はアジア系の方が「艶」

ヨーロッパ系の方が「透明感」

と想像するのではないでしょうか?

なぜか?

髪の毛は「赤」の色素と「黄色」の色素を持ち合わせています。これは全員がです。

その中で

アジア系の方の髪は「赤」の色素が多く、ヨーロッパ系の方は「黄色」の色素が多いから。なんですね

(正確にはヨーロッパ系の方は「赤」の色素が極端に少ないという感じです)

これが見え方に直結しています。

つまりとても簡単に言ってしまえば(一概には言えないですよ!)

艶感=赤味が綺麗に見える(レッド、オレンジ、ブラウン等)

透明感=黄色味が綺麗に見える(イエロー、ベージュ等)

ということです。

(綺麗に見えるというのが重要です!後ほど少しご説明いたします。)

(もっと言えば「無彩色」も透明感が出ますが、話が複雑になるので割愛致します。)

そしてここからが両立させるためのお話です。

ここまでご覧頂いてピンと来た方はさすがです!

黄色と赤、どちらかに偏りすぎず、どちらも綺麗に見えればいいんです!

そのために使うのは何か?

はい、これが「紫」(バイオレット)なんですね。

では画像をご覧ください。

before

カラー前

しばらくリタッチが続き、毛先の色素が抜けきってしまった状態です。

全体的には黄色の色味に寄っているのですが、色素が抜けたため毛先の白髪が浮いており、

光が乱反射して綺麗な透明感が出ないのです。

黄色が綺麗に見えていない状態ですね。

今回のオーダーは透明感ではなく、両立なので

ベースの持っている黄色を活かし、綺麗に見えるように黄色の補充

そして艶感を出すため「紫」の持っている赤を足すイメージです。

完成がこちら

after

カラー後

いかがでしょうか?

透明感はキープしつつ、艶も出て見えませんか?

これが両立カラーです!

なぜ赤味を足すのにレッドやブラウンを使わずにバイオレットを使うか?

レッドやブラウンを安易に使用すると黄色みを完全に消してしまう懸念があるためです。

そうすると艶感に寄りすぎてしまうんですね。

バイオレットでも入れすぎると黄色みを消してしまう場合があります。

その見極めが僕らの腕の見せ所です!


 

お話が難しくなってしまいましたが、なんとなくご理解していただけたでしょうか?

お客様おひとりおひとりで保持している色素は変わってきます。

それを一番綺麗に見えるようカラーリングさせていただきます!

「艶感と透明感どっちも欲しい!」

そんな方はぜひご相談ください!

STYLIST Futo

 

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